レンゲソウ(ゲンゲ)

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レンゲソウ

簡単便利低コスト!

安価で手間もかからない。かつ、マメ科植物であり、土壌を豊かにする効果も期待できる。

クローバーと違って踏みつけには弱い。草丈はやや高め、30cm程度になる。

いっぽう、クローバーのように除去が困難になるということはない。秋に花壇の中にまいて、土壌を改良する用途に使うのがいいだろう。

花壇の中にまくと春には土壌も改善される

種まき

タネは安価だがホームセンターでスタンドに並べられている小袋の種子は割高だ。1kgの大袋を購入してしまえ。

タネは早めに使ったほうがいいが、涼しいところで保管しておけば購入した翌年でも十分発芽する。

まき方

種まきは年内にすませる。通常、冬を越さないと花は咲かない。

基本的には直まきしてしまってかまわない。肥料をやる必要はまったくないが、10cmぐらいの深さまでは土を耕しておきたい。

育て方

日照はそれなりに必要になる。日陰での栽培は期待できない。

秋から冬の間は草丈も伸びない。花の時季は3~4月。花の時季になるとぐんと草丈が伸びてやや鬱陶しいが、敷石を敷いた通路ならなんとかなる。

花が咲くとミツバチがわんさか来るよ

効果と使い方

効果

2年ぐらい秋冬にレンゲソウを栽培すると、ミミズも大勢いる良質な土壌になる。

花の季節にミツバチを呼び寄せられるのもメリットだ。ミツバチが来ればほかの植物の生育も良くなるぞ。

使い方

緑肥として利用できる点がポイントだ。クローバーに比べて草の量は多いから緑肥作りにはいい。

  • 茎と葉を刈り取る
  • 10cmぐらいに裁断
  • 天日で1日ぐらい干して水分を減らす
  • 土と混ぜ合わせる

手順はこんな感じ。晴天の続く時季を選んで作業する。花が咲いているうちに緑肥にしたほうが効果は高いと言われている。植え付けや種まきに使用できるのは1、2週間後だ。

土と混ぜるときにぬかを少量加えてやると、さらによい土を作れる。

注意点

とくにない。緑肥としては日本の環境にいちばん適していると思われる。