石小屋ダム

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優美なつくり正式名称は「宮ヶ瀬副ダム」。しかし、通称の「石小屋ダム」と呼ばれることのほうが大半で、ダムカードも「石小屋ダム」である。宮ヶ瀬ダムのすぐ下流にある。

宮ヶ瀬ダムからの水量を調節する目的のダムなので、石小屋ダム上流の水位は条件によって大きく変動する。最初の写真は比較的水が多い状態。こちらの写真では水位がかなり下がっている。
宮ヶ瀬ダムも洪水期満水量となる6月中旬から10月中旬には、それ以外の季節の75%が満水量となり水位が大きく変わる。しかし、石小屋ダムの場合もっと短い周期で水位が変動する。一日のなかでも時間帯によって異なる水位の風景を観察できたりする。
水位が低めの火

石小屋ダムがあり、向こうには新石小屋橋が見える。そしてその後ろには巨大な宮ヶ瀬ダムがそびえる。
宮ヶ瀬ダムにやって来て石小屋ダムを目にしていても、天端を渡って対岸に行く人はとても少ないようだ。しかし、天端を渡った地点からは石小屋ダムと宮ヶ瀬ダムを同時に視界に収めることができる。
石小屋ダムの向こうに宮ヶ瀬ダムの堤体が見える

宮ヶ瀬ダム天端から下流、愛川第1発電所や新石小屋橋、そして石小屋ダムを見下ろす。視界がきく季節なら、ランドマークタワーも見える。
宮ヶ瀬ダムから石小屋ダムを見る

地図上での位置関係。

宮ヶ瀬ダムの下流、石小屋ダムが水をたたえているあたりは石小屋湖というらしい。どこまでが宮ヶ瀬ダムで、どこからが石小屋湖なのか判然としないが、両ダムは一体で運用されている。
左岸(手前側)にある「凸」型の屋上の建物は、津久井導水路の取水口だ。
石小屋湖

石小屋ダムにゲートはない。しかしダムの放流水は併設の愛川第2発電所で24時間発電している。
石小屋ダムの堤体越しに愛川第2発電所の放流