寒川取水堰

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相模川最下流の堰。寒川町と平塚市を結ぶ神川橋の真ん中まで行くと、取水堰の全貌がよく分かる。後述する駐車スペースからは5、6分歩くが、取水堰全体を観察できるのは、ここぐらいしかない。これも後述するが、堰の近くには施設を見渡せるポイントがなかなか見当たらないのだ。
ダムカードは近くの神奈川県水道記念館で配布。記念館は月曜日休館なので注意。ほかのダムとは違い管理事務所などでの配布はないので、月曜日に訪問するとダムカードの入手はできない。

圏央道の高架がすぐ近くを通る。この付近の圏央道は二重高架になっている。特に上段を通る茅ヶ崎方面への内回りからの眺めは雄大だ。2013年にこの区間が開通する直前に実施されたウオーキングに参加しなかったのが大変悔やまれる。

取水堰の構造は神奈川県企業庁のリーフレットで説明されている。向かって右側が土砂吐水門、その左に洪水吐水門が3連、その左が寒川取水堰の特徴である魚道。
取水した水は左岸(この写真では右側)を通る圏央道の向こう側にある浄水場を経て、県内の市町村に給水されている。
取水堰の構造

洪水吐水門のすぐ左が階段式魚道。その左は「呼び水水路」というそうで、魚を魚道に誘導する役目を果たす。
階段式魚道

舟通しデニール式魚道。
舟通しデニール式魚道

晴れていれば大山を中心に丹沢の山並みが背景に並ぶ。かつての大山道はこのあたりで相模川を渡っていた。
寒川取水堰の背景は大山丹沢

対岸にあるキヤノン平塚事業所の建物がやや目障り。
大山と寒川取水堰

水道施設だから、警備は厳しくて取水堰に近づくことはできない。
警備は厳しい

クルマは河川敷の野球場に止められる。
河川敷の野球場