内山発電所

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建屋と送電施設文命堤ぶんめいづつみ、春日森土手に隣接する位置にある、1918(大正7)年に稼働を開始した発電所。電力技術協会のサイトによれば、現行の施設は1979年のものだそうだが、建物は当時のものではなかろうか。
洒水の滝に近い樋口橋とよぐちばし付近の上流で取水した酒匂川の水を発電所上部まで導水し、落差を利用して発電している。取水している地点から直線距離は2kmにも満たないが、このあたりの酒匂川の流れは急で落差を確保できるため、この場所が選ばれたのだろう。

建物の背後には発電所に流れ込む送水鉄管が見える。
斜面に水圧鉄管が設置されている