相模国

国府祭

狭い山の広場に人だかり千年以上続く祭事「国府祭こうのまち」。相模国の神輿が大磯の神揃山かみそりやまに集う。広くはない山の上が神様と人でびっしり埋め尽くされる。

「チマキ撒き」。俵に詰めて持ち込まれた餅が飛び交う。


そして虎の皮を広げて「座問答」の神事が始まる。寒川神社と川勾神社のどちらが相模国の一宮になるか、1000年以上争い続けているという。


しかし、三之宮たる比々多神社の神主が前に進み「いずれ明年まで」のひと声で今年も終了。こうして「いざこざ」は1000年以上結論が出ぬまま続いているのだ。

そして神輿が山を下りる。狭くて急な坂道に難儀する。



さらには笙を奏でていたり、太鼓を担いでいたり。


なんか落としたようだ。

そして昼過ぎ、神揃山から神様は下りた。

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