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白石の滝

アクセス難度
装備:トレッキング
道路:山岳路、狭小区間
交通機関:本数少
行動:50/100(登山道、急峻、徒渉、クマ注意、徒歩2時間以上)

西丹沢の滝では比較的手軽で満足度の高い本棚下棚が弊サイトのお勧めだ。しかし、この地域には広葉樹の森に降った雨を集める滝がほかにもたくさんある。白石の滝しらいしのたきもその一つだ。
西丹沢ビジターセンターからさらに山に入り、林道ゲートの手前の用木沢ようきざわ出合であいから林道と登山道を歩く。

用木沢出合には、路肩に5台程度駐車スペースがあるが、お行儀よく止めないと駐車可能台数は目減りしてしまう。デカい車も迷惑だ。すぐ先に林道ゲートがあり、ゲートの脇を抜けて歩き始める。

ゲートから先の20分ぐらいは楽ちんな林道歩きだ。

林道は途中から舗装がなくなり、大きな堰堤のところで終点になる。小さな沢を徒渉して奥に見える堰堤のほうに進む。この先は沢沿いの登山道で、木橋や徒渉の連続だ。難易度が高い道のりというわけではないが、雨上がりは水量が増して危険だ。

短い距離で何度も川を渡る。


『山と高原地図』で「ザレ沢」が分岐する地点で堰堤直下を徒渉する。大きな岩を堰堤が食い止めているが、いつ落ちてくるものか。雨上がりには恐ろしいポイントになるだろう。

堰堤直下の徒渉地点には、一応木橋も渡されているのだが…。まあ、無いよりはずっとマシである。

ここから先は山道で、ぐんぐん高度を上げていく。沢伝いの道よりは煩わしくなくていい。

30分ぐらい登ると、滝の案内が現れる。ほら、後ろに見えるだろう。

看板よりも少し登った地点のほうが、滝は見やすいようだ。

滝壺に下りるなら、看板のところから下るしかないようだ。歩かれた形跡はあるものの非常に急な斜面で、ロープが必要になりそうだ。この日は装備もなく、滝壺への下降はあきらめた。

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