ミツバ岳・ミツマタ

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富士山をバックにミツマタ開花ミツマタの群生地があることで評判の山だ。整備された登山道はないが、花が見ごろになる3月には大勢押し掛けるから、経路は明瞭になっている。
丹沢湖畔の登山口から、500m弱登る。登山道に入ってすぐの地点に、崩れかけた経路をロープ伝いに通るところがあり、ここだけは要注意だ。

当日の経路。マーカーをポイントすると説明(というほどでもない)が表示される。丹沢湖畔の駐車スペースから往復5時間程度かかった。光線の変化を待つために、山頂でずいぶん油を売っている。正味は往復2時間半程度であろう。

丹沢湖畔、県道729号線の滝壺橋近くの駐車スペースがスタート地点である。お行儀よく止めれば、10台前後ここに駐車可能だ。満車の場合には、もう少し先にも駐車スペースがある。
滝壺橋手前の駐車スペース

滝壺橋を渡ったところが登山口だ。
橋はカーブしている

滝壺橋からは滝が見える。丹沢湖ができる前は、もっと落差のある滝だったのかもしれない。
滝壺橋に落ちる滝

橋の西側に、指導標がある。
登山道入口

いきなり急斜面です。危なっかしいのはこの先少しの区間だけ。
急な階段に、「急斜面」の注意

花の季節ならしっかり付いている踏み跡にしたがい、せっせと登っていくだけだ。
急な登りだけれど踏み跡はしっかり

眼下にはところどころ丹沢湖を見下ろす。
丹沢湖の湖面がどんどん遠ざかる

指導標はいくつか設置されている。距離も時間も現在地の説明もなく、今ひとつやる気がない感じだ。ミツマタの季節だけ「営業」する登山道だから仕方ないかな。
距離も時間も説明していない指導標
やっぱり距離も時間も書かれていない

下のほうは植林のなかを登っていく。ミツマタ自体は、下のほうにもあちこちに生えている。
切り出した針葉樹に
針葉樹に囲まれて
自然な感じで、よい

登って行くにつれ、ところどころ富士山も顔を出す。
林の中から富士山

標高700m前後で植林地帯が終わり、広葉樹林に変わる。
ミツマタの季節なら、広葉樹の葉がなくて空が広い

標高によって開花の具合は変化していく。
一輪、二輪の木も
あちこちに群生が

山頂。
834.5m。高い山ではない。

山頂西側は、富士山がバックになる。
富士山とミツマタの風景

丹沢湖を見下ろす側にも。
丹沢湖とミツマタ