ミツマタの群生地があることで評判の山だ。整備された登山道はないが、花が見ごろになる3月には大勢押し掛けるから、経路は明瞭になっている。
丹沢湖畔の登山口から、500m弱登る。登山道に入ってすぐの地点に、崩れかけた経路をロープ伝いに通るところがあり、ここだけは要注意だ。
当日の経路。マーカーをポイントすると説明(というほどでもない)が表示される。丹沢湖畔の駐車スペースから往復5時間程度かかった。光線の変化を待つために、山頂でずいぶん油を売っている。正味は往復2時間半程度であろう。
丹沢湖畔、県道729号線の滝壺橋近くの駐車スペースがスタート地点である。お行儀よく止めれば、10台前後ここに駐車可能だ。満車の場合には、もう少し先にも駐車スペースがある。
滝壺橋からは滝が見える。丹沢湖ができる前は、もっと落差のある滝だったのかもしれない。
花の季節ならしっかり付いている踏み跡にしたがい、せっせと登っていくだけだ。
指導標はいくつか設置されている。距離も時間も現在地の説明もなく、今ひとつやる気がない感じだ。ミツマタの季節だけ「営業」する登山道だから仕方ないかな。