横着園芸

コンセプト

家庭園芸においても、低コスト、高収益を実現できなければ長続きしない。

コストの多寡はエネルギー消費の多寡にも比例する。エネルギー消費が大きければ環境負荷も大きいであろうという仮定をすれば、低コスト化は絶対に必要であるという考えだ。

最適化

タネ袋や苗のラベルに記載された栽培方法は間違っていない。そのとおりにすれば理想的な栽培が可能だ。

しかし、農家のような「プロ」が栽培する場合と違い、家庭菜園ではかけられる手間、スペース、費用など、さまざまな制約がある。プロの農家のまねをすると無駄が増えることも多い。例えば作物ごとに専用の肥料や薬剤を購入しても、少量栽培の家庭菜園では使い残してしまう。設備についても同様で、有効な活用は困難であろう。

商品として販売するわけではないから、生育の悪さや虫食いについても致命的にならない限りは妥協する。すなわち、自家消費を前提とした家庭菜園での栽培に最適化することも、弊サイトのコンセプトの一つである。

お得な作物

温室など特別な設備もなく、農家のようには手間をかけられない家庭菜園において野菜を収穫できるのは、旬の時季が中心になる。旬の野菜はうまい。家庭菜園の野菜ならなおさらである。

しかしながら、旬の野菜はたいへん「お安い」。となると、少量栽培の家庭菜園では用土や肥料のコストだけで採算割れ必至だ。スーパーで買ってきたほうがよっぽどマシであろう。つまり、家庭菜園において作物を作るというのはコスト意識に欠けた行為である、という考えにも合理性がある。

いっぽう、旬であっても家庭菜園のほうがはるかに低コストで栽培できる作物もある。また、必ずしも栽培コストは低くないが、日よけになるなど副次的な効果を期待できる作物もある。そうした「お得な作物」を紹介しよう。

日陰の活用

「やんごとなきお方」でもない限り、わが国の住宅事情では園芸に利用できるスペースは限定されている。狭苦しい庭や日当たりの悪いバルコニーの活用は、園芸を行ううえできわめて重要な課題であるといえよう。

日当たりが悪くてもしぶとく育つ、厚かましい作物を紹介する。

緑肥・グランドカバー

肥料を使えばコストがかかる。腐葉土や堆肥もばかにならない。病気の予防や害虫の防除には、手間もコストもかかる。

グランドカバーの代表格は芝生であろう。しかし、芝生は管理も面倒なうえ芝自体は取り立てて役にたつ植物ではない。

弊サイトでは、こうした問題を横着かつ低コストで軽減するために、さまざまな緑肥やグランドカバー植物を試す。

設備・工夫

特別な設備は極力使用しない方針であるが、必要性の高い物については積極的に検討を実施する。当然ながら、横着して低コスト化をはかるという目標である。

注意

栽培方法

タネ袋や苗のラベルに書いてありそうな説明は端折っている。タイトルからして「横着園芸」なんだから、作者はたいへん横着である。

地域

気候条件は地域によって異なる。このコンテンツでは、神奈川県藤沢市で実験している。地域にあわせて応用していただきたい。

その他

文章は使い回しが激しく、似たような表現があちこちに登場する。これもまたタイトルどおりである。