ホワイトクローバーよりも草丈が高く、葉も大きい
簡単便利低コスト!
安価で手間もかからない。かつ、マメ科植物であり、土壌を豊かにする効果も期待できる。
ホワイトクローバーほどは踏みつけに強くない。そして草丈も高めになるから、庭の縁にまいてアクセントにするとよかろう。
種まき
種
よっぽど広いスペースでなければ小袋の種子で十分足りる。
タネは早めに使ったほうがいいが、購入した翌年でも十分発芽する。
まき方
基本的には直まきしてしまってかまわない。肥料をやったりする必要はまったくないが、10cmぐらいの深さまでは土を耕しておきたい。
育て方
もともとは涼しい地方の植物だ。日本で市販されている種子は暑さに強くなるように改良された品種も多いが、それでも8月には枯れてしまうことが多い。しかし、涼しくなると復活する。
復活はするが、ボリュームがやや少なくなってしまうことはある。すき間ができたら追加でまいたり移植したりすればいい。
効果と使い方
効果
2年ぐらいレッドクローバーを茂らせておくと、ミミズも大勢いる良質な土壌になる。
花の時季は4~5月。花の季節にミツバチを呼び寄せられるのもメリットだ。ミツバチが来ればほかの植物の生育も良くなるぞ。
使い方
緑肥として利用できる点がポイントだ。ホワイトクローバーに比べて草丈が高い分、草の量が増えるから緑肥作りにはいい。
- 茎と葉を刈り取る
- 10cmぐらいに裁断
- 天日で1日ぐらい干して水分を減らす
- 土と混ぜ合わせる
手順はこんな感じ。晴天の続く時季を選んで作業する。植え付けや種まきに使用できるのは1、2週間後だ。
土と混ぜるときにぬかを少量加えてやると、さらによい土を作れる。
注意点
繁殖力は旺盛だ。いったんまくと完全に除去することは困難である。
害はなく、むしろ有益な植物だが、除去できないことを問題視するのならやめたほうがいいだろう。