菜の花畑を作るぞ!
安価で手間もかからない。かつ、景観作物としても優れている。
さまざまな種類があるが、たいていは食用可能だ。春先のおひたしは季節感があって食卓も豊かになるぞ。
種まき
タネまきは秋から冬。春になってからまいても発芽はするが、冬越しさせないと花が咲かないことが多い。
開花時期の違いを中心に、さまざまな品種があるものの、ホームセンターの店頭に並ぶ品種は限られている。通販のほうが選択肢は格段に広がる。いずれにしても小袋の種子で十分だ。
直まきも不可能ではないが、アブラムシのの餌食になる可能性が高い。ポットやトレーで育苗してから定植したほうが、無駄がなく効率がいい。
肥料をやる必要はまったくないが、10~15cmぐらいの深さまでは土を耕しておきたい。
育て方
日照は必要だ。日陰での栽培は期待できない。
花の時季は品種によってかなりの違いがある。早いものだと2月ごろから花を楽しめる。
使い方
食べる
適当な大きさで収穫して、おひたしにする。食卓の彩りが豊かになるぞ。
さっと湯がいて、ごま油と和えたもの。簡単だけど、なかなかいける。
緑肥
緑肥としても利用できる。草の量は多いから緑肥作りにはいい。
- 茎と葉を刈り取る
- 10cmぐらいに裁断
- 天日で1日ぐらい干して水分を減らす
- 土と混ぜ合わせる
手順はこんな感じ。晴天の続く時季を選んで作業する。花が咲いているうちに緑肥にしたほうが効果は高いと言われている。植え付けや種まきに使用できるのは1、2週間後だ。
土と混ぜるときにぬかを少量加えてやると、さらによい土を作れる。