マリーゴールド

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マリーゴールド

線虫を防除!

安価で手間もかからない。かつ、線虫を防除する効果も期待できる。

線虫の防除効果が高いのはアフリカン系のマリゴールドだ。アフリカン系のマリーゴールドの場合、草丈は50cm以上になり、横方向にもそれなりに広がる。植え場所には配慮が必要だ。

たくましく育つ

種まき

ホームセンターの店頭には、マリーゴールドはタネ、苗ともに大量に陳列されている。しかし、線虫防除効果の高いアフリカン・マリーゴールドはなかなか見つからない。通販を利用した方が早いだろう。小袋の種子で十分だ。

直まきも不可能ではないが、種まきに適する春ごろだとナメクジの餌食になる可能性が高い。ポットやトレーで育苗してから定植したほうが、無駄がなく効率がいい。

肥料をやる必要はまったくないが、10~15cmぐらいの深さまでは土を耕しておきたい。

育苗してから定植したほうが効率がよい

育て方

日照はそれなりに必要になる。日陰での栽培は期待できない。

アフリカン・マリーゴールドは花もやや大きめで「頭でっかち」になり気味だ。場合によっては簡単な支柱が必要になるかもしれない。花の時季は7~9月。

効果と使い方

効果

線虫の防除が期待される効果だ。ほかの花がやや少なくなる真夏にミツバチを呼び寄せられるのもメリットだ。ミツバチが来ればほかの植物の生育も良くなるぞ。

使い方

緑肥として利用できる。草の量は多いから緑肥作りにはいい。

  • 茎と葉を刈り取る
  • 10cmぐらいに裁断
  • 天日で1日ぐらい干して水分を減らす
  • 土と混ぜ合わせる

手順はこんな感じ。晴天の続く時季を選んで作業する。花が咲いているうちに緑肥にしたほうが効果は高いと言われている。植え付けや種まきに使用できるのは1、2週間後だ。

土と混ぜるときにぬかを少量加えてやると、さらによい土を作れる。

注意点

繰り返しになるが、弊サイトで紹介しているほかの緑肥に比べ、かなり大型の植物である。植え場所の選定には十分配慮すべし。