海軍軍需部以来の古い倉庫が今も残っている。写真は大正6年の相模運輸倉庫F号倉庫。
まずは予習だ。
田浦駅海側の北口に降りる。目の前に相模運輸倉庫7番倉庫がある。
詰所の横の地図で倉庫の位置を確認。この地図にはすでに撤去された倉庫も描かれている。また、この地図には描かれていない自衛隊の倉庫がある。
駅前の7番倉庫から左へ進むと、詰所の地図にはない自衛隊の倉庫が3棟ある。目を惹くのはレンガ造りの海上自衛隊艦船補給所食糧庫。その隣の2棟は新しそうだが、古い航空写真にも写っている。外壁が改修されただけのようだ。
冒頭のF号倉庫は、モルタルが塗られているがレンガ造りだ。
モルタルがはがれているところから、レンガがのぞいている。
F号倉庫の奥に「G」「H」。改修されているが古い航空写真にも写っている。
「E」「K」の向かいあたりにある自衛隊の倉庫も、改修はされているが古い。
左に5番、右には「B」「C」「D」。そして、倉庫の間には今は使われていない引込線が残っている。
倉庫の建設年代は大正期から戦時中に渡る。余裕を失った戦時下のものは、なんとなく安普請に見える。