線守稲荷神社

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トンネルの上に鳥居
130年前、この地にトンネルが完成して、東西を行き来する列車が通過するようになった。今はローカル線に過ぎないこの線路が、当時は東海道本線であった。それからしばらく、怪しげな出来事が続いた。説明は下の写真。
線守稲荷神社の謂われ
明治の人たちが迷信を信じていたかといえば、そうでもないように思う。どちらかといえば、前時代的な考えを捨てて、新しい日本に向けて「科学的な」行動に突き進んでいたのではないか。神社の造作には、当時「近代的なるもの」であったはずの、レールがあしらわれている。
鳥居と、レール
マメに手入れをされているんだろうな
大動脈の幹線が通過する土地のなかでは、山深い環境にある。よき日本らしい景色が広がる。
今は使われていない線路敷き