このまま食べるものではない。これを元にして麻婆豆腐、麻婆春雨、麻婆茄子などを調理する。
肉味噌の用意があれば少なくとも3種類はツマミを仕立てられる。古来中国では、これを「麻婆三遷」という。
- サラダ油
- 豆板醤(使わなくてもいい。好みで)
- 豚ひき肉
- 紹興酒(無ければ料理酒)
- 豆チ(使わなくてもいいが入れるとコクが出る。ほんの少しでいい)
- 甜麺醤(肉の量の5~10%)
- 醤油(肉の量の5~10%)
甜麺醤と醤油の分量がいい加減だが、やや濃いめになっていても構わない。麻婆豆腐などを調理するときに調整がきく。
- フライパンにサラダ油を敷いて弱火で熱する。豆板醤を入れる場合は炒めて香りをたてる。
- 豚ひき肉を投入。引き続き弱火でしっかり炒める。
- 豚肉に火が入ったら紹興酒を振る。
- 豆チ、甜麺醤を投入。
- ひき肉と豆チ、甜麺醤が馴染んだら醤油を振る。
甜麺醤を入れると焦げ付きやすくなるので、表面加工されたフライパンの使用を勧める。
そのまま麻婆の調理に使ってもいいが、いったん冷まして冷蔵庫で2、3日寝かせると味がより落ち着く。冷凍保存も可能。安売りのひき肉を見つけたらこの状態に加工して保存するといい。
肉味噌のレシピはいろいろあるようだが、そのまま使う用途ではないので、ごく簡単な味付けにしている。