これを食べないと夏が来た気がしない。青森県や宮城県を中心に東北地方に行けば、剥いてビニール袋に詰めたものが販売されているが、関東地方ではなかなか見当たらない。剥いてしまうと鮮度が落ちやすくなるようだ。
しかし、調理していない生ホヤはときどき見つかる。見つけたら、このように調理する。
デカいコブが2つある。そのうち、ちょっと押してバッテンになっているほうを包丁で落とす。この写真では下側になる。
すると、ホヤ水っていう水分が出てくる。これが調味料になるので、ボウルにあけてとっておく。
ハサミでホヤの外側を切り中身を取り出し、黒っぽいはらわたや茶色いところを取り除く。苦味が残るかどうかの話なので、気にならなければあんまりがんばって取り除かなくてもいい。私は適当にしか取らない。
食べやすい感じに切った身を、取っておいたホヤ水に漬ける。
付け合わせにはミズっていう山菜が手に入れば最高なのだが、関東地方では入手が困難だ。ワカメとキュウリでも美味しい。