よだれ鶏は美味い。しかし、あくまでも夏のおつまみとしてである。くそ寒い季節に冷菜なんか食う気はしない。
そういえば、よだれ鶏の茹で汁でつくるスープはイケルな。アレで鍋をやれないだろうか?ということで考えついたのが、この安直な鍋物である。
鶏肉は温かく食べたいから、鍋に入れっぱなしとし、じっくり出汁をとる方針とした。が、そのまま放置すると肉からはすっかり味が抜けてしまい、よろしくなかった。そこで、鶏肉の表面に火を入れて固めてから鍋に入れる段取りを採用した。
鶏肉はもも、手羽元が食べやすくてよい。手羽先を使えばもっとしっかりとした出汁がとれそうだが、骨が多くて食べるのが面倒臭そうだから、試す気すら起きずにいる。
- 鶏肉(一口大に切ったもも肉、あるいは手羽元。手羽先でも美味そうだが骨が多くて食べるのが面倒だ)
- ネギ:青いところや残りで構わない
- 生姜:刻んでおく
- 紹興酒もしくは料理酒か安い日本酒
- 表面加工の炒め鍋で焼き目が付く程度に鶏肉をから煎りする
- 鍋にネギと刻んだ生姜を入れて、湯を適当に加えたら弱火で煮立てる
- 鍋に紹興酒か料理酒を振り、鶏肉を投入
- 15分ぐらい弱火にかける
- 火を止めて、できれば半日以上放置
- 野菜など適当に具材を入れ、火が通ったらできあがり