嵐発電所

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東名高速直下の発電所大正9年(1920年)8月に運転開始した。現在はすぐ上を東名高速道路が通る。酒匂川に面しているが、取水しているのは支流の河内川だ。もともとは三保ダム付近にあった田ノ入取水堰で取水していたが、三保ダムの建設に合わせて送水設備が更新されている。三保ダム近くの田ノ入発電所に隣接して分水槽が設置され、そこから昔の送水管を利用して水を送っている。

田ノ入発電所の分水槽から嵐発電所へ水が送られる

東名高速道路をくぐって水圧鉄管が下りてきている。
建屋の背後を水圧鉄管が下降してくる

目前を酒匂川が流れる。画面右側、右岸を国道246号線が通る。こちら側は県道727号線。道幅が狭い箇所も多いが、246の抜け道にも使える。奥にはさらに下流にある山北発電所の取水設備が見える。大正期、水力発電は大ブームだったようで、とりわけ酒匂川水系には多数の発電所が建設された。
酒匂川に面した発電所

酒匂川右岸を通る国道246号線から嵐発電所を見る。
発電所の施設と東名高速道路が絡み合う