- ユーシン渓谷上流の玄倉治山運搬路は通行止
- 2022年04月02日の状況
ユーシン渓谷沿いの玄倉林道ではいくつもトンネルをくぐる。
トンネルがなければ、山を越えたり、谷側をトラバースしたりで、とんでもなく大変な旅程になってしまう。先人の努力に敬礼!
林道ゲートから2番目に出くわす「新靑崩隧道」は、2011年10月の竣工。新しくてつくりはしっかりしているが、なかなかだ。
もともとはトンネル左側に続く旧道の先で旧靑崩隧道に入る経路だったが、落盤の危険があり旧トンネルの一部を再利用して延長327mの新靑崩隧道ができた。
入口から中をのぞいてみる。新しいだけにきれいだ。
入口からすぐにカーブしている。
したがって、トンネル中央部には光が届かず、真っ暗である。懐中電灯を必ず持参すること。トンネル全長327mのうち、まったく光が届かないのは100m前後だ。
もっとも、困ったのは暗闇よりも湿気であった。カーブしたトンネルでは湿気が抜けない。写真を撮ろうにもレンズが曇る。
出口が見えてくる付近の左側が旧トンネルとの合流部分になる。このあたりから先は旧トンネルを改修した区間だ。
トンネルが終わっても安全ではないらしい。洞門が続いている。
洞門の上部では派手に崩れているわけです。
まだあるよ。
ワイルドなのもあります。
なかなか趣がありますね。
これもいいですね。
危険そうなのは見れば分かります。
危なくなったときのために、ゲートが設置されております。
トンネルにはいささか飽きてきました。
トンネル越しの緑は気持ちのいい眺めだが。
写真に変化をつけるために、登山者を入れてみる。
ユーシンロッジへの分岐を過ぎて、このトンネルを抜けると熊木ダムは近い。