宝永山

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鳥ノ胸山から
このサイトの記事には、富士山があちこちに登場する。神奈川県の景色に、富士山は欠かせない。そして神奈川、というよりも相模国の水には、富士山が大きな影響を与え続けてきた。なかでも、1707年に噴火した宝永山は、酒匂川流域を100年にわたり苦しめた。
富士山の左肩に飛び出ているのが、宝永山である。

天気が良ければ、宝永山からは相模湾も見渡せる。
登れるシーズンに展望が開けることはなかなかないのだけれど

第一火口越しに宝永山を見渡す。ここから噴出した土砂で、大変なことになった。
展望雄大、いや、恐ろしい
崩落が続いているそうだ

見えているあの道。火山礫の登山道は、下りなら楽ちんだが、登るのは大変だ。「一歩進んで二歩下がる」かのような道である。
ズルズルと後ずさりしてしまうような道

第一火口から、富士山の山頂方向、十二薬師の岩脈を見上げる。これもまた、噴火によってもたらされた景色である。
あの上は、七合目、八合目のあたり

サイトのコンテンツに関係のない記事を押し込んだと思われてしまうのかもしれないが、恵みも、苦難も与えてきたのが富士山なのである。