本棚と下棚への経路

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アクセス難度
装備:トレッキング
道路:山岳路、狭小区間
交通機関:本数少
行動:50/100(登山道、急峻、徒渉、クマ注意、徒歩2時間以上)

Google先生に訊けばなんでもわかる時代だから、ハウツー的なことはくどくど書かない方針だ。しかし、この2つに関してはいくらか説明がいる。
本棚へも下棚へも、経路はほぼ共通なので、まとめてしまう。トレッキングシューズ登山杖熊よけ鈴軍手ぐらいを用意しておけば誰でも行ける。
岩がゴロゴロした沢沿いの登山道で木橋を何度も渡る。浅瀬を渡るところもあるので、距離のわりに時間がかかる。増水することもあるから、念のため雨上がりは避けたほうが無難だろう。
このエリアで熊の出没は少ないといわれている。夏の丹沢では熊以上に恐れられているヤマビルも、この西丹沢エリアでは被害に遭った話を聞かない。7月にもかかわらずヤマビルは見かけなかった。下棚、本棚で遊んで、中川温泉に泊まるのが楽しいんじゃないかな。箱根あたりに比べると、旅館の料金もお手ごろだ。


標準コースタイムは西丹沢ビジターセンター(旧称「西丹沢自然教室」)→下棚→本棚→西丹沢自然教室と往復して2時間50分。初心者でも大幅に所要時間が増えることはないと思う。ただし、休憩や写真撮影、水遊びの時間は別勘定だ。
この日は写真を撮ったり、滝壺で遊んだり、食事をしたりで、往復にほぼ5時間かかった。

西丹沢ビジターセンターから歩く。ここで登山届を出しておく。経路の情報も聞ける。
緑色の屋根が見えてくる

駐車場は西丹沢ビジターセンター前の舗装部分に10台ぐらい、中川温泉寄り手前東側の路肩に20台ぐらい。どちらも無料だ。両方とも満車の場合には、近くのキャンプ場に有料駐車場もある。

ここまではバスも来ている。富士急湘南バスなのに、神奈中バスみたいなポール。
西丹沢自然教室バス停

西丹沢公園橋を渡り、畦ヶ丸方面の登山道へ。
まずは吊り橋を渡る

歩行者制限38人。ずいぶんと細かい人数の設定だが、デブがいたら計算が狂うぞ。
歩行者制限38人の警告

すぐに大きな堰堤があり、右岸(山に向かって左側)の階段で乗り越える。
川っていうのは川下に向かって右側を右岸、左側を左岸という。以降の説明を端折るために先に定義を書いておく。
最初に見えてくる堰堤は巨大

堰堤を乗り越えると賽の河原みたいなところに出る。奥のほうで浅瀬を渡る必要がある。初夏には堰堤の上の川にオタマジャクシがウヨウヨいます。
最初の堰堤を乗り越えて河原に出る

畦ヶ丸の方面を目指す。見通しがきかない登山道ではあるが、指導標はたくさんある。
西沢出合・畦ヶ丸の指導標

テープもあちこちに巻かれている。歩くのはそれなりに大変だけど、幼稚園の遠足も来ているぐらいなので、難しいということはない。
木にはテープが巻かれていたり

木橋はよく手入れされている。
木橋をたくさん渡る

更新日を記載したテープが巻かれていたりする。
木橋の管理記録

連結された木橋もある。
途中で連結された木橋

この経路の典型的な景色。
森の中の木橋

登山道には「先客」がいることがある。驚かないように。
ヒキガエルが多数生息

名無しの滝を横目に見る。
木橋を渡りながら滝が見えたりする

鎖につかまって登るところが一カ所ある。高さもたいしたことはなく、極端に危険ということはない。鎖のおかげでラクに登り降りできる感じだ。
クサリ場

途中には堰堤が4つあり、いちばん上流の「西澤堰堤」は趣がある。
西澤堰堤

「竣功昭和八一二」「内務省東京土木出張所」などと書かれている。
西澤堰堤の銘板

西澤堰堤の先で木橋を渡るとベンチのある広場に到着。西丹沢自然教室からここまで1.3kmのわりには、時間がかかる。ここまで来れば下棚はすぐ。
ベンチのある広場まで来れば、下棚はすぐ

ベンチのある広場から0.2kmで下棚沢出合の分岐。ここから下棚の方向へ10分ぐらい河原を上っていく。
本棚へはここから畦ヶ丸方面へ、さらに20分ぐらい登山道を進む。
下棚沢出合の指導標

本棚沢出合の分岐に到着。
本棚沢出合の指導標

木橋を畦ヶ丸方面に渡った左岸にも「本棚」への指導標が立っているが、向こう側は歩きにくい。
本棚沢出合の畦ヶ丸側

手前(下棚寄り)の右岸にも本棚への指導標がある。本棚へは今のところ右岸をさかのぼる小道のほうが確実だが、大雨が降ったりすると変わるかもしれない。
本棚へ入る

そして秋、冬。夏から秋の台風で、登山道は荒れ気味になることもある。西丹沢ビジターセンターで経路の情報を集めておこう。
壊れた桟道
木につかまって、渡れというポイント。