酒匂川の河口からわずか2.3km。海からかなり近いところに取水堰があり、ここから県内に給水している。上流では三保ダムが酒匂川の水量を調節していて、水の供給安定に寄与している。
山に雪が積もれば、景色も期待できるだろう。
接近する道路はGoogleマップで確認していただきたい。クルマで行けてとても手軽なのだが、取水堰の近くに駐車場はなく、路肩の空きスペースに停めるしかない。
もっとも、何時間もここを見物する人もいないだろう。15分あれば十分楽しめる。通行止めになった河川管理道路の入口に寄せて停めておけば平気。
下流側の河川敷には野球場などがあり、そちらから回り込むこともできる。いくぶん歩くが、そちらのほうが安心かもしれない。
秋冬には、富士山が眺められるのがい。10月半ばのこの日は、まだ早かった。
真冬にやってくれば、真っ白な富士山が背景になってくれそうだ。
下流側には東海道新幹線、東海道本線の酒匂川橋梁が架かっている。とりわけ貨物線の橋脚は古くて、趣がある。取水堰からは下流側の河川敷に駐車可能だ。河川敷の道路は舗装されておらず、結構デコボコしている。林道のようにこする心配は少なかろうが、クルマがホコリだらけになる。