落合発電所

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発電所施設大又沢ダムの水は導水路でここ、東京電力落合発電所に送られ、発電に供されている。
大又沢ダムと組み合わせて計画された施設なので、大又沢ダムと同じ1917年に運転を開始したが、三保ダムの建設に伴い移設された。かつての発電所は水中に没してしまった模様だ。
電力土木技術協会の水力発電所データベースによれば、現行施設は1978年4月に運転を開始したもの。
現在の施設は永歳橋の西側のたもとにある。旧発電所は写真左端のあたりになる。永歳橋の特徴である欄干に取り付けられたフラップが見えるが、この記事には関係ないですね。
丹沢湖のランドマークの斜張橋

三保ダムの天端てんばに周り、対岸から落合発電所を観察する。
発電所と湖面、永歳橋
永歳橋、落合発電所、湖に下る送水管

左上の斜面にクローズアップ。
あそこから送水鉄管が下降

Wikipediaに掲載されている三保ダム建設中の航空写真(1977年撮影、国土地理院空襲写真を編集したもの)では、竣工間もない永歳橋と旧発電所、造成中の現在の発電所敷地の様子が見られる。上の写真でも、旧発電所に下降する送水鉄管があったと思われる線は、いまだに樹木が途切れている。